■インフォメーション
主成分のクエン酸クロミフェンが女性ホルモンのバランスを調整し、卵巣を刺激して排卵を起こりやすくする働きがあります。
通常、排卵障害に基づく不妊症の治療に用いられます。
排卵にはホルモンが影響しているため、ホルモンのバランスによって排卵障害になってしまうことがあります。
排卵を行うためには卵胞刺激ホルモンと抗体刺激ホルモンが期間を分けて正常に分泌されることが必要です。
日本の不妊治療の現場でも広く利用されています。
■ご使用方法
通常、第1クールとして1回1錠(主成分として50mg)を1日1回、消退性出血または月経開始日5日目から5日間服用します。第1クールで効果がみられなかった場合は、1日2錠(100mg)を5日間服用します。用量、期間は1日2錠(100mg)5日間を限度とします。必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は気が付いた時点で、すぐに飲んでください。ただし、次に飲む時間が近いときは、1回分を飛ばしてください。2回分を一度に飲んではいけません。
誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
■商品詳細
クロミフェンクエン酸塩
■注意事項と副作用
次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。
以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
乳癌、子宮内膜癌およびその疑い、卵巣腫瘍および多嚢胞性卵巣症候群を原因としない卵巣の腫大がある、肝障害または肝疾患がある。
妊娠または授乳中。
他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
卵巣過剰刺激によって多胎妊娠の可能性があります。
医師の指導の下、十分な理解の上でご使用ください。
主な副作用として、目のかすみなどの視覚症状、発疹、精神変調などが報告されています。
このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。
上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。